新撰組と〜双子の再会〜【短編】


「わかるかも……」

ぱっつあんの一言で
みんなが頷く。


俺なんか、慣れないと死ぬからな……うん。


目を閉じて幼い頃を思い出す。


『ねぇ知ってる?お互いにちゅーするとずっと一緒に居られるんだって!!』


『じゃ莱華、平助とチューするぅ!!』

と言って莱華が俺の頬にキスをして……


『僕もチューする!!』

莱華の頬にキスをした。



…………懐かしい。



みんな絶対、莱華を好きになったらどうしよう……


(ブラコンかよ!!by作者)


ハッ。ブラコンで何が悪い。


(うわぁ~認めちゃったよ?!コイツ!!by作者)


莱華を救うのは俺逹で十分だ。





新撰組side END








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