俺が恋したお嬢様
「…あっ!おはようございます!」
誰だか思い出し、慌てて挨拶仕返す。
そうだ、昨日婚約することになったんだ…。
「朝ご飯は二人で食べるようにとお父様が…」
「…分かりました。準備するので待っててもらえますか?」
「はい」
そう言って違う部屋へと移動する雪乃ちゃんの後ろ姿を見つめる。
制服姿が更に幼さを強調している。
やっぱり中学生って子供だよな…と考えながら、俺も制服に着替え準備した。