【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「たまには電話もしたいし……」


「うん。毎日できっかわかんねぇけど、できるだけかけるようにする」


「うん……うんっ……。あ~ん、あと半年なんて……短すぎるよ」


泣きやんだと思ったら、また泣いて。


「卒業まで、たくさんデートしような。もちろん、卒業してからだって、暇見つけては、ナナに会いに行く」


「うん……」


ナナが満足するぐらいの事を、やってやれるかどうかわからないけど、できるだけの事は、してやりたい。


だってさ。


オレの愛しいかわいい彼女は、


世界でたった一人。


香月菜々っていう、女の子だけだから。




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