オタク×ホスト


遊麻の本のことを話してから凄く機嫌が悪い…?

なんかおかしい



「亮…?」

「あぁ…ごめん。ちょっとな…なにもない」
そう言ってあたしの髪をぐしゃっとする


なんで謝ったのかあたしにはわかんなかった



「あ、未緒じゃん!」

声の方へ目を向けると、道路を挟んだ先に

唯がいた



「みおぉー!ちょっと待っててそっち行くから」

そう言ってあたしたちの方へ走ってくる


足、速ッ!!
唯は中学生の時、陸上部だったらしかったけど


速過ぎる
速過ぎるぞオイッ!


「お待たせ♪待った?」

待ってません
てか待つことができませんでした


「ううん、待ってないよ」
「そう…えとお邪魔だった?」



唯はあたしと亮が手を繋いでるところを見る


そんな見ないで唯っ!


「じゃ、邪魔じゃないよ?」

そうだ、唯にチョコをどうしようか相談しなきゃ明日だよ、明日!



「あ、初めまして。亮さんですよね…?」

「あぁ、てかなんで俺の名前知って「やだあー!いつも未緒を送り迎えに来てるじゃないですかぁ!」…だな」


唯は、亮の腕をベシベシ叩く


触らないで


心の奥で
あたしがつぶやく


唯は友達だよ?
それに唯は彼氏いるし

なぜかあたしの心の奥のつぶやきに反論。



「えと、この子はあたしの親友で唯って言うの。」


「よろしく。てか、やっぱ付き合ってるね?」

…え?
やっぱり?


どういうこと?!



唯どういうこと?




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