オタク×ホスト

あたしは亮の嫌いな女なんです



食べたあと、
亮からシャワーをかりた


シャンプーの臭い最高ですた



「おい、ベットに寝ろ」


「…亮がベットに寝ればいいじゃん。自分の家だし」


ただ今、ソファの取り合いをしています。

というか
ベットの譲り合い?


「風邪ひいたら困るからベットで寝ろ」


「あたしは大丈夫だから!それに仕事の支障になったら困るし…」

それに昨日ソファに寝たから慣れたし



「仕事は女と喋るだけなんだからいいんだよ。早くベットに行けよ」


めんどくさそうに言う亮

早く行けよって
あたしは亮の言葉一つで喜怒哀楽してる


女…


ねぇ、あたしもその女の一人なのかな


やっぱり
女は嫌いなんだな



「あたしも…」

「あ?」
あたしは息を呑む。
勝手に口が動いちゃう


「あたしも亮が嫌いな女だもんね…」



あたしはベットがある部屋に走った。



走って、すぐにドアを閉めて
その場で
泣いてしまった



「ふぇ…うっ…」




やっぱり、

あたしに亮の女嫌いなおすのなんて







無理みたい





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