~よくばりなお・姫・様~
「一樹・・・
私はもうお腹がいっぱいだから
上げるよ!」

いつもと同じ言葉を言いました

一樹はご飯を食べながら静かに
涙がこぼれました。
一樹の涙は止まらないほど
涙が流れ落ちました・・・
それを見て愛は

「もう、大丈夫だよ・・・
あなたは、私にとっての
大事な弟なんだよ・・・・
だから、一樹はいらない子じゃないんだよ・・・
だから、私に甘えてもいいんだよ」

と言いながら一樹を
ギュッと抱きしめました・・・
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