~よくばりなお・姫・様~

 王女が召使いに
恋をするなんて・・・
おかしいよね?
でも、おかしいと分かっていても
この思いが止められない・・・
私は・・・
 昔から一樹に恋をしていた・・
だけど、南の王子はあの娘に
恋をしてる・・・
やっぱし、一樹しか相手が
いない・・・・

「あ、王女様!!!
クッキーを食べません??」

「あ、うんそうだね!」

やっぱし、王女様にはいるんだよね・・・
南の王子・・・
なんか、複雑な気持ち・・・

「王女様!
東北の村から王女様に逢いたいと・・・」

「じゃあ、通せ!」

「王女様!!
この前はありがとうございます!
おかげで、村のみんなは元気に
なりました!!!
その、お返しです!!
私の村は野菜が豊富で、取れたての野菜を
あげます!!!」

「・・・・ クスッ
ありがとう、私も野菜は好きだ!」

「ありがとうございます!!」
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