多重書きの二等辺三角形

手を繋ぎ、いつもの公園にやってきた。


デートの最後はこの公園に来るのが定番になっていたんだ♪


食後のデザートみたいにウキウキする場所。


「ねぇ。純ちゃんの夢はなに?」


『リュミエールとしてメジャーデビューし、武道館を満員にさせること!』


少し遠くを見て、純ちゃんは即答した。


その姿はホントに輝いていたんだ。


ヤバ…。


そんな目しちゃ困っちゃうよ。


あぁ、ダメ。


ときめいてる。


私は夢を語るその目に弱い。 


「ねぇ、その夢の中に私はいるのかなぁ?」    


『もちろん。いつか武道館を満員にさせて、それでもユナ1人だけのために歌いたいって俺本気で思うよ。』

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