幼なじみは恋愛対象以外!?
わたしはみんなに申し訳ない気持ちを持ったまま
自分のクラスのところへ戻っていった。

「りん・・・いろいろだいじょぶ?」
玲奈が心配してる。

「・・・ぅん!全然だいじょぶ!」
がんばって笑顔つくった。
「無理しないで・・・」
玲奈がすごい心配してる。

「ごめ・・・ん」

「次わたしが出る種目だから、りん休んでな!」
玲奈は優しい。
「ありがとう。」

わたしはそこで休む事にした。
「・・・りん」
誰かに名前を呼ばれた。
「はい?」
わたしは返事をしながら振り返った。
「・・・れん」
れんだった。

「ど・・・どーしたの?」

「どーしたのじゃねーだろ。
お前・・・さっきの仮装リレー何だよ
お前らしくねー」

人の気も知らないで・・・

「れんにわたしの何がわかんの?」
わたしはれんに背を向けて言った。
「え?」
れんが固まったのが見なくても分かる。

「人の気もしらないで・・・
早くさなのとこ行けばいいでしょ!?
わたしのことどーでもいいでしょ!!!」
全部れんにぶつけた。

ほんとわたしは子供だ。
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