新撰組の姫君 〜もしもの世界・斎藤一編〜
「ははっ。では俺から、新撰組局長、近藤勇だ。隊長の皆は昔馴染みでな、立場など関係なく家族の様な関係だ。」

人当たりの良い笑顔で話してくれる。

「次は歳が話なさい。」

そういって副長さんの方をむく。

「あぁ…新撰組副長、土方歳三だ。新撰組に害をなす奴は許さねぇ。…あぁ、いちゃつくなら余所でやれよ?次は総司でいいな?」

威厳たっぷりの副長さん。

「僕ですか?僕は新撰組1番隊隊長沖田総司です。好きなことは土方さん弄りと甘味ですよ。奏さん、仲良くしましょうね?」

…なんだか違う一面が見えた気が…

「次は一君ですよ〜」

「…俺は先ほどしたから左之当たりがしたらいい。」

確かに先ほど聞いたなぁ。

「ん?一は良いのか?んじゃ俺の番だな」

そういって立ち上がった大きな男性。
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