新撰組の姫君 〜もしもの世界・斎藤一編〜

ご飯と言う名の拷問

その後、一君の部屋に戻り暫し休憩。

「…傷は、まだ痛むか?」

「あ…少しだけ。」

「…そうか。」

2人きりって気まずい…

「…奏、猫は好きか?」

「猫ですか?大好きですっ!!」

頭からしっぽまで全部が可愛い。可愛い見た目なのに気高い感じも!!あれを可愛いと言わないで何を可愛いと言うんだろう?

「…猫…見に行くか?」

「見れるのですか?」

「…あぁ。行くか?」

「是非に!!」

猫〜猫〜

「…フッ、本当に好きなんだな。浮かれているのがよくわかる。」

一君に笑われてしまった。

「そんなに浮かれて見えますか?」

「…あぁ、猫と言った瞬間に目が輝いた。」

どれだけ分かりやすい…自分恥ずかしい…
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