新撰組の姫君 〜もしもの世界・斎藤一編〜
「…連れて行ってやる」

そう言った一君に抱き抱えられ屯所の裏へ。

そこにあったのは

「天国…!!」

猫の集団!!

「…そこまで喜ぶ奴は珍しいな」

「だって猫可愛いです!!」

猫可愛い猫可愛い猫可愛い猫可愛い

「…何の呪いだ」

「へ!?」

「…全て口に出ているぞ」

恥ずかしい…

「…十六夜は面白いな」

「うぅ…誉め言葉として受け取っておきます」

「…あぁ」

一君には恥ずかしいところばかり見られているような…
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