先生とひよ子
先生からも電話…!



どどどど…どうしよう…!


とりあえず!!


無理やり深呼吸して
通話ボタンを押す。


ピッ――…

押す指がかすかに震えた。


『…はい?』


絞り出した声も震えた。




『もしもし?琴美氏?』





耳元で響く

久しぶりの先生の声―…




電話ごしで
いつもより低めに聞こえる。



『…先生?』


『うん、今、大丈夫か?』




やばい…

やばいよ…


先生と電話とか

信じられない



< 88 / 121 >

この作品をシェア

pagetop