いつか、きっと。
第二章:ふたたび










―――あっ……




ねぇ、見て。




雨だよ、鏡夜。




鏡夜の好きな雨。




私が窓の外を指差すと、鏡夜は優しく笑った。








どうして雨が好きなの?




って。




結局聞いてなかったな…









じゃあ、今聞いたら教えてくれる?




ねぇ、鏡夜。













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