天神学園高等部の奇怪な面々
そんな事を考えていた矢先。

「啓太おはよう、今日は早いのね」

件の『憧れの君』に背後から声をかけられ、心臓が激しく跳ねる。

振り向くと。

「っっっ…」

そこにはアリスカ、ソフィア、月の三人が並んで立っていた。

天神学園が誇る最強の美少女三人衆。

毛利元就の三本の矢ですら、彼女達には敵うまい。

まさしく鉄壁の布陣。

「ちょうどそこでソフィア先輩や月と会ってね。一緒に登校する事になったの」

にこやかに告げるアリスカ。

「っ……」

啓太はゴクリと唾を飲み込む。

アリスカと会った時に、その場で告白する。

先程決意したばかりの事だ。

『君が好きだ、付き合って欲しい』

そう言えば弱気な自分の殻を破る事ができる。

だが…。

「き…」

「き?」

何か言わんとしている啓太に、キョトンとするアリスカ。

「き、今日もお三人お綺麗で…」

「はぁ?何言ってんの啓太?」

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