同居の秘密。【完】
私の目の中に映し出されているもの。
それは、綺麗なお姉さんら2人に話しかけられている翔君の姿。
お姉さん2人は、凄くスタイルが良くて美人な人。
私は改めて翔君の姿を見て思った。
…翔君は私がどんなに手を伸ばしても届かないほどかっこいい。
今着ている私服のセンスも良くて、今日一緒に歩いててすれ違う女の子達は必ず翔君を見て振り返っていた。
…私がどんなに頑張ったところで無理なことなんだ…。
翔君を好きになること自体。
それに…、翔君はきっと迷惑するよね。
こんな庶民に好かれたりなんかしたら…。