同居の秘密。【完】


翔君はこの契約が終わるまで我慢してくれていると言うのに、おじさんはそれも知らず平然と聞いてくる。


てか、恥ずかしいから。その質問!


後ろで睨みながら勝手に赤くなる私。


「…ふ、そうか」


鼻で笑い、おじさんは顔で何かを合図した。


その瞬間、世界が一瞬で変わる。


翔君の後ろに居た筈が、その翔君が数メートル先で私と見つめ合っている。


私の腕は何かに掴まれて動けない。


恐る恐る横を向くと、おじさんの周りに居た黒いスーツのいかつい男2人が私の両腕をガッシリ掴んでいた。


それは翔君も同じ。


 
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