同居の秘密。【完】
翔君を黙らせる為に私を使った─?
そうだとすれば、最初からおじさんの目的は…
「翔を絶望させて私の後ろに置く事だよ」
まるで私の考えていることをわかっているように、おじさんはそう呟いた。
真実を聞いて全身の血の気が引くのがわかる。
「正直言って君じゃなくても良かったんだ。
だけど、性格、血液型、生活環境、本当に全てが理想だった。
1つも翔が持ってないものを持っていたから」
…翔君が持っていなかった?
翔君は全て完璧な人だよ。
私の性格も生活環境だって逆に羨ましいくらいで…。