男だって恋をする!!
「ん…ここは、どこでしょう?」

「目ぇ覚めたか?」

「ひゃっ!?た、高野さんここはどこですか!?」

「…おまえ昨日のこと覚えてないわけ?」

こいつが倒れた後、俺は正樹と交代でこいつの看病をした。

めんどかったが俺のせいで倒れたんだ。

借りを返さなきゃ気が済まない。

テンパってるこいつに昨日のことを説明すると落ち込み始めた。

「すいません…こんなにお世話になるなんて…情けないです。すいません…」

「気にすんな。おまえの体調が回復するまでこの家で面倒みてやる。」

「そんな!私なんかが人様の家で面倒になるなんて罰があたります!」

「おい。おまえってさ…本物のバカか?」

「ひっ;;すいません!何か気に障りましか?」

「だからな…おまえおどおどしすぎなんだよ!こっちが面倒みてやるっつってんだから黙って面倒になっとけばいいんだよ。」

「はいぃ;;分かりました!お世話になります!すいません!」

「分かったならほら!体温計れ!今飯持ってきてやるから大人しくしてろよ!」

「はいぃ!」

――バタン

ったく!あんな女初めてだ。

もっと自分勝手にすればいいのによ!

あぁもう…調子狂う!
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