溺れていく
『二人きりだね。』
『渡辺くんだけが補習だったからね。』
『この課題難しいね。』
『嘘、今までの渡辺くんの成績を考えたら簡単なはずよ。補習なんて、他の先生たちが驚いてたわ。』
『まさか、そんなに俺はいい子じゃない。』
『そうかしら?あなたは嫌な仕事もきっちりするし、何より友達を大切にしているわ。』
『なんで分かるの?』
『…担任だからよ。みんなの事を知りたいのは当然でしょ?』
『立派だね、じゃぁあんたの事を聞かせてよ。』
『その課題を終わらせたらね。』
窓を開けるあんたは、
どんな顔をしているのか、
外を眺めるあんたは、
決して俺の方を向かなかった、
.
『渡辺くんだけが補習だったからね。』
『この課題難しいね。』
『嘘、今までの渡辺くんの成績を考えたら簡単なはずよ。補習なんて、他の先生たちが驚いてたわ。』
『まさか、そんなに俺はいい子じゃない。』
『そうかしら?あなたは嫌な仕事もきっちりするし、何より友達を大切にしているわ。』
『なんで分かるの?』
『…担任だからよ。みんなの事を知りたいのは当然でしょ?』
『立派だね、じゃぁあんたの事を聞かせてよ。』
『その課題を終わらせたらね。』
窓を開けるあんたは、
どんな顔をしているのか、
外を眺めるあんたは、
決して俺の方を向かなかった、
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