LOVEらいふ
そんな事を考えていると、車のドアが開いて、あたしは車から降ろされてどっかに連れて行かれた。

やっと目隠しを外してもらえたけど、辺りは真っ暗。

たぶん、どっかの倉庫。


「ここで大人しくしててね?」

優衣があたしの耳元で囁いて、ガチャっと音がした。

あぁ、あたしどうなるんだろう。









真っ暗な視界の中。

思い浮かぶのはやっぱり光輝の笑顔で。

…光輝。
早く、助けに来てよ。

あたしの事、守ってくれるんでしょ?





あたしの瞳からは、涙がポロポロと溢れ出した。




「…ぅうっ……光輝ぃ……」





シーンとした空間に、あたしの泣き声だけが響いていた。










< 103 / 312 >

この作品をシェア

pagetop