【続】君と私の距離〜それぞれの3年間〜(仮)
そんなことを考えてたら
もう家を出る時間に
なっていた


今日は駿也の家に
行く約束をしている


愛理と別れてからは
駿也の家にも行きづらくて
少し距離を置いていたけど
そんな俺を見越して
駿也が電話をくれた


「美帆いないし
大丈夫だから来いよ!」


俺はその言葉に
甘えることにした


1人でいると
おかしくなりそうだった


奈緒子の事もあるし
今更、恋愛沙汰で
駿也に頼るなんて
都合が良すぎるけど
話を聞いて貰いたかった
< 10 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop