永久の贄[BL]
そう言い返そうとする間もなく、食事が運ばれてくるから出来なかった。

痛みをこらえながらもなんとか起き上がって、

差し出されたご飯が盛られた茶碗と箸を受け取ったは良いけれど、

昨日の飲み物の一件のせいか、これにも毒が盛られているんじゃないかと感じ、

ご飯をじっと見つめたまま手がつけられなかった。

これで食べてまた体がおかしくなりました、なんてなったら笑い事じゃ済まされないし。


「大丈夫ですから。薬なんてないので。……それにしても、相当薬が効く体質なのですね。
そんなに盛ったつもりはなかったのですが。外からも聞こえてきましたよ? かなりの……」

「分かった、分かったから……えーっと、月花だっけ? その話はやめてくれ!」

「僕は月花ではないですよ。月花はこっちです」
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