Perfume〜時の調香師〜
「シンデレラ…よかったな!」


シンデレラの手には俺が作りあげた香水がつけてあった


「輝けました。2人のおかげで……」


「ならよかったわ!」


シンデレラと王子は幸せに暮らすと誓った





さぁ…あとは帰るだけ……


「待ちなさいよ!!」


後ろからドロシーが声をかけた。


「何処へいくつもり?センリまた消えるの?」


「いやぁ……」


後ろに木があることにきずかなかった


ドンー!!

「いってぇ……」


ガシャーン!

何かが割れたような…おとがした


恐る恐るみると……

「時計が…」


オルガンの下敷きになってバレイスレンの時計が割れてしまった


「それ……」


ドロシーが驚いたように見ていた


「時計…それをどこで!」


「バレイスレンの時計がなに?」


「バレイスレン……ちがうわ!バレイ、オブ、イスレンよ」

バレイ、オブ、イスレン……?


「だから貴方から魔力が出てたのね…理解したわ」


そういってドロシーは俺を確信したように言った。

「あんたを連れてく所があるわ…!」

「おい……何処連れてくきだよ!」
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