Perfume〜時の調香師〜
かなりショックだったのかそのあとマーレンは一言も話さなかった




「嫌!嫌よ!!絶対に会いたくない」


お姫様は大きな声で部屋に帰ってきた


「なんで会わなきゃいけないのよ!!結婚まで待てばいいじゃない!」


「姫よそんな事をいわないでくれ」


王様も入ってきた


「向こうの王子は会わないで結婚など嫌だといっているんだ」


「なんでよ!?いーじゃない!あわなくても」


「一度でいい会ってきなさい!これは命令だぞ!?わかったな」


王様もワガママにつきあってはいられなく、命令としてお姫様に会うようにいった



「なによ!お父様ったら!」


お姫様もえらくご機嫌がななめだった


「……そんなにあの王子がいやなのですか?」


マーレンが口を開いた


「ぇえ!嫌よ!!」


「そうですか……」


「国をひろげたいがために私は結婚するきはないのよ!」

「そう…です…」


マーレンがはなしている最中にお姫様がマーレンにいった

「そうだ!あんた会いに行ってよ!かわりに!」

「ですが…」


「あんな王子のためにであるきたくはないわ」


仮にもマーレンの好きな人だぞ!?やっぱり心が曲がっている

「わかりました」


マーレンは最初とまどっていたが…好きな人にあいたかったんだろう…代わりにいくことにした
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