秀才少年の憂鬱 天才少女の秘密

「お前が……」


「えぇと、失礼ですが、あなたは?」


九条杏里は首を傾げた。


「何か、行事とかで一緒になりましたっけ?」


「お前に、言いたい事がある」


俺のただならない雰囲気に、周りの生徒たちが息を飲んだ。

「なんですか?」




俺は息を吸う。




そして──…











「俺は七瀬領。……宣戦布告だ!!俺は次のテスト、必ずお前に勝つ!!!!」




< 12 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop