抱えているもの──先生とあたし──

涼side




胸の中で泣き叫ぶ雨宮。


俺は力いっぱい抱きしめた。


やっと分かった。

親父の行動のワケ。



なぁ雨宮??

幸せになっちゃいけない人間なんて

いないんだ。

逆に雨宮は幸せになるべきなんだ。

お父さんとお母さんの分まで。



そう心の中で語り続けた。

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