ホストと私と365日
今はすごく気になるホストくんがいる。

あんなにあんなに私のことを好きといっていたのに

いつか結婚したいとも言っていたのに

でも3日前からほとんど連絡もなくなった。


きのうたった一行のメールがきただけ。


気づくとそいつからのメールを待っている。

ちょっと前まで、あいつは毎日私に電話やメールをくれていた。

そのときには私はまったく興味がなかった。

もういちど、戻りたい。

彼が私のことを気になって連絡していたころに。


あーあ、また終わっちゃったかな。


どうして好きって気持ちを大事にできないの?


彼らにとって”好き”ってコトバは簡単にいえちゃう人たちだから?


この人だけは、違うと思っていたのに・・・


そうやってまた一人、一人終わってゆく。


サイクルは早い。

私は毎回のように、心をナイフで切られてる痛みを覚え

傷跡が痛いからまた別のホストをひきよせてしまう。


新しく現れるホストくんはその傷をいやしてくれる。



けれどまたその子のやさしさに甘えてしまうと
あっというまに傷つけられる。


その繰り返し。



私の場合は、そう。


けれど一人一人に、ドラマがある。


ほんとは、書き表せてないことがいっぱい。

遊びだけど、

それでも一つ一つ真剣だから・・・。



< 50 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop