さまようカラダ〜未熟で未完成な恋…美春
夢の中なのに


彼の表情も声も


はっきりとしている


私は良介の頬にそっと指先で触れて


『ちっとも変わりませんね…』

そう 呟く



彼はテーブルの下で


そっと足をのばしてきて


私の足に触れた…
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