さまようカラダ〜未熟で未完成な恋…美春
『子供だけは大事にしろ…な。美春の分身だろ?』



『うん…』

乱れた髪をかきあげながら

私のおでこに唇を押しつけて


チュッって可愛い音をたてるから


思わず 笑顔になる


『子供の前でだけ…笑えたらいい。美春。』



『うん…』


座ったまま 強く抱き締めあった



『凄く…安心する…安田君といると』



『俺も…。美春を幸せにしてやりたくなる』
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