小さな恋物語
1月2日。


オレらがカップルになった日。


そんな日も終わろうとしていて、



きれいな夕日がオレらを包んだ。




「また明日ね!」


彩は笑顔で手を振ってきた。


「彩!」


帰ろうとする彩の手をオレは引いた。



そして、


ギュッと抱きしめた。



彩の鼓動がわかる。


左ではオレの心臓が、
右では彩の心臓がドクドクいっている。


そして、


オレンジ色の空の下、


オレと彩の唇は重なった。













< 152 / 200 >

この作品をシェア

pagetop