白い月影
「...???」
...
しばし無言の空間が続いた。
俺達を明らかに変な目で
ジロジロと見つめる通行人A。
はたまた、みないふりを
必死でしている通行人Bもみんなが
俺達を変態扱いの目で見ていた。
「...誰?!」
「あんたまさかっ...!!!強盗犯ね...!」
「えっ...?」
通行人C、Dが驚いた目でこちらを
ガン見しだした。
「えっ?!いやっ、違っ...」
そんなことを言っている間にも
その怪しい女は俺の上に馬乗りのまま。
しかもなんかエロい―――
じゃなくてっ!!!