ホスト教師

俺の事は気にするな

「菜々子飯でも食ってくか?どうせ家に帰っても一人だろ?」





知佳子から聞いていた、菜々子がいつも家で一人で食事をしている事。





両親は上の二人が優秀な事が自慢で、菜々子とは口を聞こうともしない。





なんてバカ親なんだ。





「菜々子そんな顔をするな、ただ一緒に食事するだけだから。」





菜々子が頷く。





「綺羅先生私綺羅先生の家に行って食事したい。姫華さんに会いたい。」





そうか、そうか姫華が喜ぶぞ。





俺は姫華に電話した。





姫華の奴はしゃぎだっつうの。





「菜々子、姫華大歓迎だってさ。姫華の奴菜々子お気に入りだからな。」





「私も姫華さん大好き、私姫華さんの子供になりたかったな。」





菜々子、姫華の娘に直ぐなれるぞ。





俺と結婚すれば、姫華の娘になれる。










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