ホスト教師
「純平私と付き合ってくれるんだよね。」





「あぁ付き合おう。」





これでいいんだ。





「純平私は本気だから、純平キスしよ。」





キス?





「だって今日から恋人同士なんだよ。だからキスするの。」





凪沙が背伸びして、俺の唇にキスをした。





俺のファーストキスは、幼稚園の時菜々子としたんだよな。





あの時の驚いた菜々子の顔が未だに忘れられない。





俺は本当にバカだ。





涙が出そうになるのを必死にこらえた。





菜々子バイバイ。





これからはただのクラスメートだから。





菜々子おまえの幸せをずっと祈ってるよ。









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