ホスト教師
「綺羅、高校では俺たちは他人だからな。無駄に話かけるなよ。」





あのなぁどう見たって兄弟だろうが、俺と関わりたくないってことだな。





「由良、分かった。いっさい話かけないし、他人のふりをするよ。」





その前に花園学園だぞ。





親父との関係がばれないのか?





「親父と親子関係は問題ないのか?」





「大丈夫だ、公に親父の名前は出てないから、たまたま同じ姓だと言えばいい。」





なんだかめんどくさいな。




とにかく大人しくしていればいいって事か、「由良了解。」





由良は先に行くと言い家を出て行く。





俺の車はないので、親父の無駄にでかいベンツを借りた。





朝から出かける事なんてないから、太陽が眩しい。





ため息しかでない。











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