背伸びしてキミに伝えよう




「あんたは本当に現実染みてる」






夏歩に言われると
少しだけショックを受ける




ま、いいけど




飲んでいたオレンジジュースの
ストローを甘噛みしながら
そよそよと吹く風に




前髪を揺らしていた









「眠いから寝るわ」





夏歩は気まぐれな猫のように
机に伏せて
すうすう、と寝息をたてた







寝るのはえぇな、








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