youthful days~男女7人青春物語~
ルイの後ろ姿を見ながら、愛はさてと思った。

先ほど、ルイの誕生日を初めて知った。

今は6月が始まったばかり。

ルイの誕生日は6月の終わり。

それまでに時間がある。

彼女に何をプレゼントしようかと、愛は考えていた。

「あの、林さん」

考えている愛に声をかけたのは加藤である。

彼はこの学校で初めて仲良くなった男の友達だ。

“好青年”と言う言葉は彼のためにある言葉だと愛は思った。

「何?」

そう聞いた愛に、
「林さんは、雨野さんに何かプレゼントを考えてる?」

加藤が聞いてきた。
< 127 / 313 >

この作品をシェア

pagetop