~初恋~私と彼の10日間。
そう言ったのは私の為だろう。




「俺は何時死ぬか解らない病気だから………。いつかは麗を置いて逝くかもしれない。」




硫飛は静かに言った。




私はその言葉を聞いてまた泣いた。




泣きたいのはきっと硫飛の方なのに………。




硫飛は私の背中をずっとさすってくれていた。




今日は硫飛の家に泊まることにした。




「本当に今日の麗は良く泣いたな。」




そう言って私の頭を撫でた。




私は硫飛が撫でてくれると胸がキュンとなる。









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