ゆきうさぎ、いちばん星


歩き疲れ

うたた寝を

していた

風や

太陽の光

ここの全てが

優しく

自分を

受け入れてくれてる

そんな気分だった

「気持ちぃ…」

どのくらい

寝てしまったのだろうか

ゆっくりと

目を開けた

太陽はまだ

眩しいほどに

光を放ち

優しく

包み込んでくれた

耳を澄ます

風に

草木が

身を任せ

動きあう

心地よい

音が

耳を通る

「んっ!?」

何かが

近づいてくる

そんな音がした
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