My Little Girl(加筆修正中)
家庭科室に足を踏み入れると
「え~ キャ~」
歓声が…
謙介人気は凄い。
藤沢、浅野、小野寺先輩と大原もいた。
「あ、先輩」
アズが小野寺先輩に抱き着いた。
「亜澄ちゃん、抱き着く相手が違うでしょ」
「な、何言ってるんですか~ キャプテンや浅野先輩に抱き着くわけないじゃないですか」
「ブッ」
俺達は飲んでた水を噴き出した。
「ハハハ…相変わらずね~」
小野寺先輩だけが余裕だ。
「あっ、先輩方クッキー食べません?」
「クッキー?」
「亜澄ちゃんが俺の為に焼いてくれたのよ。ね~亜澄ちゃん」
「はい。沢山焼きましたから、よかったらどうぞ」
鞄から綺麗にラッピングしたクッキーを取り出して配ってる。
「大原君、これ真理ちゃんの分だから」
2つ渡して。
浅野先輩が
「サンキュー 亜澄ちゃん。仲秋のは」
「仲秋先輩は昨日いやと云う程味見してくれましたから、もういらないらしいです」
「あっ、そう」
藤沢先輩が呆気にとられてる。
俺は…たぶん赤くなってるんだろうな。
「ほんとに可愛いね。…山崎お前2人のお邪魔虫してんのか」
浅野先輩が謙介を見ながら
「酷いな~亜澄ちゃんに誘われたんですよ。浅野先輩だってお邪魔虫でしょうが」
「俺は今合流したとこだ」
「……」
謙介は何も言えない。
「2人より3人の方が楽しいですよ」
アズがフォローを入れてる。
「ほんと亜澄ちゃんは優しいね。奏さえいなけりゃね」
「……」
「じ、冗談だって」
「ハハハ…」
みんな笑ってる。