My Little Girl(加筆修正中)
唇を離し、アズの首筋に顔を埋める。
「そ、奏ちゃん…ど、どうしたの?」
「ん…吸血鬼」
「へっ?吸血鬼って…バンパイアごっこすんの?」
なんで、バンパイアごっこ?
顔をあげ、アズを見つめ
「そうだな。俺がバンパイアで、お前が犠牲者」
再びアズの首筋に顔を埋め…きつくキスをする。
「い、痛っ!マジに噛み付いてんの?」
「あぁ、マジに噛み付いてる」
完全にマーク付いちまったな。
「狡い!」
へっ?
狡いって何が?
「代わろ!私がバンパイアする」
「……」
「ね?」
アズは気づいてないのか知らないのか?
「あ、あぁ」
俺が頷くとニコッと笑い楽しそうに
「何処に噛み付こうかな~」
俺をじろじろ見回してる。
「アズ」
「うん?」
「吸血鬼って首筋に噛み付くもんじゃねぇのか?」
「へっ、そうなの?」
「首筋の動脈に噛み付くと思うけど」
「そっかぁ。じゃあ いきまーす」
『いきまーす』って…
「い、痛てー」
マジに噛み付きやがった!
「や、止めろ!」
アズを引きはがし首筋をさする。
血は…でてないな。
「お前…歯たてただろう」
アズを睨むと
「だって奏ちゃんだって…」
「ん?」
「こ、ここに噛み付いたじゃないですか?」
マジに噛まれたと思ってんだ。
「お前なぁ、 ほんとに噛んだかどうかぐらい分かるだろうが」
「えっ、だって痛かったよ!」
首筋をさすってる。
「噛み付いたんじゃなくて」
「なくてって?」
何で説明しなきゃなんないんだ、ほんとに。