My Little Girl(加筆修正中)



「亜澄ちゃんも、よく食べて寝るんだよ」

「は、はい」

「学校で泣かないようにな」

「……」

「酷なようだけど、普段通りにしてないと大原や真理ちゃんにばれるからな」

「は、はい」

「うん。何かあったら直ぐ俺の携帯に掛けておいで。俺じゃ頼んないけど話しくらいは聞くから」

「あ、ありがとうございます。先輩いい人ですね。お兄ちゃんみたい」

お兄ちゃんか!

ま、いいか。

「亜澄ちゃんは我がバスケ部の妹だからな。俺じゃなくてもみんな…藤沢、浅野、小野寺先輩だって今回の事を知ったら奏の奴を八つ裂きにするよ、きっと」

冗談めかして言うと

「だ、駄目です。絶対言わないで下さい。奏ちゃん可哀想です」

「ハハハ…」

「……」

「大好きなんだね、奏のことが」

「は、はい」

消えそうな小さい声。

「アイツは幸せ者だな」

「……」

「こんな健気で可愛い亜澄ちゃんに愛されて」

「……」

真っ赤になった。

ほんと可愛いよな。

こんないい子を泣かすなんて…

マジ腹立ってきた。

「先輩」

「あ、うん?」

「奏ちゃんに…あまり酷い事言わないで下さいね」

俺の心を読んだのか、釘をさしてくる。



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