My Little Girl(加筆修正中)
ピンポーン
「はい、あら、山崎君」
「おばさん、こんちわ」
「入って」
「失礼します」
亜澄ちゃん家を出た後、奏の家に寄る。
「クラブは?」
「サボりました」
「ごめんなさいね」
「えっ?」
おばさんは知ってるのか?
そんな俺の顔を見て
「座って。詳しい事は分からないけど…奏太が亜澄ちゃんを泣かしたんでしょう」
「……」
「山崎君、亜澄ちゃんに会ってくれたんでしょう?」
「はい」
「奏太、亜澄ちゃんに何したの?」
おばさんは辛そうな顔をしてる。
「それが…亜澄ちゃんも詳しくは話してくれないんで分からないんですが」
「そう。で、亜澄ちゃんの様子は?」
「だいぶ落ち着いてます」
「よかった。会いに行きたいんだけど今は、私達に会うと奏太を見ちゃうから」
「あんな奏太を見るのも初めてなのよ。クラブには行ってるけど帰って来たら部屋に閉じこもって。ご飯もまともに食べないし。多分、寝てないわね」
「はい」
「あの子はね、ほんとに小さい時から、亜澄ちゃんが好きで、亜澄ちゃんの為なら何だってするような子なのよ。亜澄ちゃんも、いつも奏ちゃん、奏ちゃんで親の私達から見ても、こっちが恥ずかしくなるくらい仲が良かったのに。なのに…今回だけは参ったわ」