My Little Girl(加筆修正中)
「ヴゴホゴホ…」
奏ちゃん…
「だ、大丈夫?」
「ゴホゴホ わ、悪い…お、ゴホゴホ 起こしたな」
「ううん。はい、お水」
「…フゥ~ ありがとな」
奏ちゃんを寝かせ、布団を掛ける。
「今…何時だ?」
「えっと、2時20分」
「深夜か。起こして悪かったな」
「さっきも謝ってくれたけど…私、看病するためにいるんだから、気にしないで起こしてくれていいんだよ」
「ん」
私も横になる。
「アズ…」
「うん?」
奏ちゃんが手を繋いでくれた。
「フッ…」
「な、何?」
「これも…お泊り会だな」
「えっ?」
先月、麗ちゃんや真理ちゃんとお泊り会って言った時に奏ちゃんが『お泊り会すっか』って言ってたな。
思い出しちゃった。
「お前…顔、赤いぞ」
へっ?
「う、嘘だよ。暗くて見えないじゃん」
豆球だから顔色まで分かんないよ。
「フッ、お前の事なら分かる」
へっ?
「い、いやだ。恥ずかしい」
「ハハハ…」
奏ちゃんの親指が私の手の平を擦っている。
「奏ちゃん…くすぐったいよ」
「ん…我慢しろ」
へっ?
「我慢す、するの?」
「ん。 俺が寝るまで…」
「う、うん。おやすみ」
くすぐったいけど…なんか安心出来るっていうか気持ちよくなってきて…私は眠りについた。
【田沢亜澄side 終】