My Little Girl(加筆修正中)



「ヴゴホゴホ…」

奏ちゃん…

「だ、大丈夫?」

「ゴホゴホ わ、悪い…お、ゴホゴホ 起こしたな」

「ううん。はい、お水」

「…フゥ~ ありがとな」

奏ちゃんを寝かせ、布団を掛ける。

「今…何時だ?」

「えっと、2時20分」

「深夜か。起こして悪かったな」

「さっきも謝ってくれたけど…私、看病するためにいるんだから、気にしないで起こしてくれていいんだよ」

「ん」

私も横になる。

「アズ…」

「うん?」

奏ちゃんが手を繋いでくれた。

「フッ…」

「な、何?」

「これも…お泊り会だな」

「えっ?」

先月、麗ちゃんや真理ちゃんとお泊り会って言った時に奏ちゃんが『お泊り会すっか』って言ってたな。

思い出しちゃった。

「お前…顔、赤いぞ」

へっ?

「う、嘘だよ。暗くて見えないじゃん」

豆球だから顔色まで分かんないよ。

「フッ、お前の事なら分かる」

へっ?

「い、いやだ。恥ずかしい」

「ハハハ…」

奏ちゃんの親指が私の手の平を擦っている。

「奏ちゃん…くすぐったいよ」

「ん…我慢しろ」

へっ?

「我慢す、するの?」

「ん。 俺が寝るまで…」

「う、うん。おやすみ」

くすぐったいけど…なんか安心出来るっていうか気持ちよくなってきて…私は眠りについた。



【田沢亜澄side 終】




< 476 / 683 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop