My Little Girl(加筆修正中)
小雪さんの顔をまじまじ見ると
「フフフ…わからしまへんか?うちどす」
「えっ?」
その時、奏ちゃんが
「もしかして…遥さん…ですか?」
えっ、
「えぇぇぇぇ…遥さん?」
「アズ、叫び過ぎだ。すみません」
「あ、ご、ごめんなさい」
我を忘れて叫んでしまった。
周りはみんな…笑ってる。
は、恥ずかしい!
「へぇ、遥どす。すんまへん、うち舞妓どすねん。ほんまは歌舞練場に行こ思たんどすけど…人が多て、ゆっくり話せへんさかい坂下先生のお座敷に来てもうたんどす。驚かせてすんまへん」
「い、いえ」
「今日は初めから此処で美作と会うことになってたんでよかったよ」
坂下先生という人が優しく云ってくれる。
「遥、いえ、小雪ちゃんからあなた達二人の話しを聞いて此処に来てもらったらええんやないかと思って、美作さんに引っ張って来て頂いたの。驚かしてごめんなさいね」
坂下先生の奥様…優しいなぁ。
「こちらこそ ご迷惑をおかけしてすみません」
奏ちゃんが頭を下げるので、慌てて私も下げた。
「頭上げてくれよ。小雪が喜んでるからしただけだよ」
「先生、おおきに」
「なんや、似てはるなぁ」
小冨さんが
「小雪ちゃんとそちらの、えーと」
「亜澄さんどす」
「そうそう、亜澄さん。二人何か雰囲気似てはるわぁ」
「そ、そんな事ないです。遥さんの方が絶対可愛いです」
「ハハハ…『フフフ…』」
えっ、私 何か変な事云った?
「アズ、小冨さんは雰囲気が似てると云ったんだ。顔が似てるって云った訳じゃない」
あ~!
は、恥ずかしい。
顔から火が噴き出しそう。