My Little Girl(加筆修正中)
「あ、そうでした」
忘れてた。
「そうどすなぁ。ほな、見とくれやす。姉さん、おたのもうします」
小雪さんと小冨さんが一旦座敷を出て、次の間の襖が開くと、お辞儀をした小雪さんと、三味線を持った小冨さんがいた。
小冨さんが三味線を弾き唄い出す。
「♪月は朧に東山
霞む夜ごとの篝火に~」
小雪さんが踊り始める。
綺麗だ~
凛として、それでいて色っぽい。
一つ違いとは思えない。
奏ちゃんも一心に見てる。
唄が終わって小雪さんがお辞儀をする。
はぁー 感動!
「おおきに」
「小雪さん、ありがとうございました。な、何か感激して…」
「亜澄さん?」
「アズ…泣くな」
「ご、ごめんなさい」
「すみません。コイツ 感動したりするとすぐ泣くんで」
「おおきに…嬉しおす」
「亜澄ちゃん、泣き止んで…小雪ちゃんと写真撮るから」
美作さん…
「はい」
涙を拭いて、小雪さんや小冨さんと写真を撮ってもらう。
私のカメラでも奏ちゃんに撮ってもらった。