My Little Girl(加筆修正中)
昼飯を食べ終り
その辺をぶらついて
――
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アズ、歩く速度が遅くなってないか?
「お前、足痛くないか?」
「大丈夫だよ」
俯き加減に
「…本当にほんとか?」
少し強めに聞くと
驚いたのか、ビクッとし
「少し 痛い。…でも」
「でも 何?」
おどおどと小さな声で
「だって、痛いって言ったら奏ちゃん心配するもん」
はぁ?俺の心配かよ!
「帰るぞ」
アズの手を取り
回れ 右 で
ショッピングモールを後にした。
―――
――
―
次の日、アズは高校生になった。
足に包帯を巻いたまま…