ありがとうさえ、下手だった
あとがき


そういうわけで終わりました、殺し屋シリーズ三部作!

他の二つと比べてこれが一番暗くてグロかったと思います…。
でも【さよなら~】と【愛してる~】に悪役として登場してきた刹那を最後まで悪役のまま終わらせたくは無くて、今回これを執筆しました。

【さよならさえも、下手だった】
【愛してるさえ、下手だった】
【ありがとうさえ、下手だった】
すべてに共通しているのが、どの作品の主人公も愛を求めているということです。

それぞれ心にはとても深い傷を負っているけれど、もう一度誰かを愛したい。
けれどその気持ちとは矛盾した殺し屋という仕事に、違和感を覚え始めている。
その得体のしれない違和感がはっきり形になる瞬間をこの三部作で取り上げたくて…


って!
なんかすごく語ってしまいましたが、本当にここまで読んでくださってありがとうございます!

これから読み始めた方は、前の二つはもう少しソフトなのでそちらも読んでいただけるとうれしいです。

この作品を書きながら、やっぱり自分はまだまだだなぁ、と思いました。
これからも見守ってくださるとうれしいです。

本当に本当に、ありがとうございました。



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