弟以上☆恋人未満~バレンタインデーの贈り物~
ユタカは私が
彼氏と別れたことを知ってる
『姉さん今夜はSHIROさん来うへんのかな?』
『週末は彼女とデートしてるんちゃう』
自分で言った言葉で
自分の胸がズキンとなる
まだ早い時間だったから
店内は私とユタカの二人だけ
『なぁ姉さん…SHIROさんに惚れたんちゃう?』
『なっ何言うてんの?そんな訳ないやん。SHIROは10歳も下なんやで』
『好きになるのに年齢なんか関係ないと思うけど』
『それにSHIROが親しい姉さん以外の感情があるわけないし』
『そう言うってことは姉さんはSHIROのこと弟みたいやなくて男として好きなんやろ』
『ユタカ何でそんな意地悪なん』