月に秘めた恋
わかってるよ・・・


気にしちゃダメだって


でも 私は気にしてしまう


湊君が どこか遠くに行ってしまう


そんな気がした


「・・・で」


「え?」


私は湊君の背中に腕を回した


自分でも どうしてこんな事をしているのか


わからない


だけど・・・独占欲が強いのかな?


それでもいい


「どこにも・・・行かないで」


「・・・未憂?」


「ずっと・・・私のそばに居て」


本心だった


ずっと 私のそばに居て欲しい


こんな事 思うなんてどうかしてる


笑うかもしれない・・・


だけど・・・それでもよかった


私は すぐに湊君を押した


「ごめん・・・何やってんだろ?」


どうかしてる・・・


バカみたい


「帰ろうか?」


ここが学校だという事を忘れていた


ドキン ドキン・・・


落ち着かなきゃ・・・いけないのに
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